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今年は日本ミツバチが3郡来ました!
久しぶりの投稿になります。
今年も弊社では新入社員の募集(ミツバチ)をしたところ、有難いことに3郡の日本ミツバチが入社してくれました。早速、皆さま営巣に採蜜にと元気に働いております。
西洋ミツバチもテキパキと働いてどんどん群を拡大しておりますので、今年はいい蜂蜜を採取できるのではないかと期待しております。
採蜜する時期はまだミツバチ達と相談中ですが、6月、7月ぐらいには絞りての蜂蜜を販売出来るようにするつもりです。詳細が決まりましたらおってブログなどでお知らせいたします。
西洋ミツバチ、勤務地の移動を命じられ連行される【分蜂】
桜技研製造部・西洋ミツバチ房総半島の下の方部署の面々が随分賑やかになり、あっちでブンブンこっちでブンブンするようになりました。暖かい季節になったこともあり蜂群もますます活気づいてきました。巣箱を覗くとミツバチが巣枠にびっしり張り付いて清掃やら子守やら大忙しに働いておりました。
さて、どんどんミツバチ達が増えて巣箱がぱっつんぱっつんになると、元々いた女王は新しい女王蜂に今の巣を託してまとまった数の部下を伴って新天地に勝手に移動してしまいます。これを『分蜂』と言いましてミツバチが子孫を残すための戦略なのですが、好き勝手にどこかに行ってしまうと桜技研での採蜜量が増えません。更に言わせてもらえば西洋ミツバチは日本ミツバチと異なり天敵『オオスズメバチ』に勝つ術を持っていないので、好きな所で営巣したとしても全滅待ったなしです。運よく天敵の猛威を潜り抜けても何も対策の無いまま日本で越冬はまず不可能です。もう暗い未来しか見えません。お先真っ暗です。
という事で、桜技研にとってもミツバチにとっても好き勝手な分蜂はお互いに全くメリットがございません。そこで好き勝手防止対策として行われるのが人工的に行う分蜂です。定期的に巣の中を確認し、「おお、これはちょっとミチミチだわ。出ていってしまいそう。」と社長が判断した群は、社長による「強制お引越し」をされます。そして今回房総下の方部署の数群が房総上の方部署に異動になりました。
お引越し用の箱に移動する蜂たちを詰めて、しっかりと封印。急いで車で移動先へと運びます。急ぐとは言え急ブレーキして封印が解かれた日には社長も社員も無事では済まないし、桜技研もしばらく休業になりそうなので、アクセルブレーキやわやわなスーパー安全運転で向かいます。
因みにハンドルはこの時は社員が握りましたが、途中途中で社員が「おぉう。」だの「どきどきどき」だの、何か社員の運転に言いたい事が有るようでしたが、日ごろの疲れが溜まっていた様で、暫くしたら眠ってしまいとても静かになりました。
さて、移動先に着いたら速やかに箱を設置して封印を解いてあげます。ミツバチ達は最初「ここはどこなん?」「お家はこれなん?」といった感じで右往左往しておりますが、暫くすると落ち着いてきて採蜜を始めます。その間にお引越し用の箱はお役御免ですので、営巣用巣箱に戻しておきます。
移動先ではまだ女王蜂が在籍しておりませんので、今いる幼虫の中から蜂たちは新女王蜂を育てます。同時に群もより大きくしていくのです。いきなりの強制異動にもかかわらず逞しくお勤めを果たすミツバチ達にはもう、社員いつも感服しております。もし、自分が同じことをされたならストレスで更に体重が増加し、不眠になり、禿散らかすことでしょう。
勿論、桜技研はそんなミツバチ達の功労に感謝し、社長による精一杯の福利厚生をご用意させていただきます。(お砂糖のジュースとか、花粉パンとか、害虫対策とか、衛生管理とかいろいろ。)社員はごめんなさい、ミツバチ達の毒に滅法弱いので遠目から見守り応援しております。
今年も美味しい美味しいはちみつを期待しています。
令和4年度の新入社員は日本ミツバチ3郡です
実は桜技研には西洋ミツバチの他に日本ミツバチも在籍しております。
昨年に入社して頂いていた日本ミツバチが1群いたのですが、冬の終わりに残念ながら全滅してしまいました。とても社長が落ち込んでいたので、気晴らしに社員1名と鶏たちで社長にちょっかいをかけたりしたのですが、余計にイラつかせるだけでした。
と言うわけで、今春はまた新しい日本ミツバチにぜひ来てほしいと桜技研で出来うる精一杯のおもてなしをしておりました。(例:入居用の巣の清掃・安心感ある蜜蠟の匂いつけ・キンリョウヘンというミツバチが大好きなお花の設置・巣の周りの除草等・・)
そしてそのかいありまして今春はなんと日本ミツバチが3郡営巣してくれました。凄く社長が喜んでおりましたので、社員もホッとしております。早速、群を巣枠に移動させるなど社長、大忙しです。
ただ、一つ問題がありまして、1群ちょっと困った場所に営巣しております。丁度社員が可愛がっているメダカ水槽の隣に巣が有るのです。日本ミツバチは基本的にとても穏やかな性格ですのでこちらから何かしない限り、刺してくることはありませんが、メダカの卵を採っている横でブンブン言われるとやはり怖いです。
巣を移動することは出来なくもないのですが、とても時間がかかります。ですので迅速にメダカの世話をして立ち去るようにしております。なにせ、せっかく弊社に来ていただいたミツバチですから無下には出来ません。もし、刺されたら…それは社員の振る舞いが悪かったということで。とは言え、やっぱりミツバチと言えども刺されればかなり痛いので社員は遠目から見守るスタンスを変えずに行こうと思います。
今年こそは3郡そのまま居残って頑張って越冬してほしいと願います。
まだまだ寒いけれど、ミツバチさん活動するよ!【奨励給餌】
暦の上では春なのですが、実際はまだまだ寒く冬の真っただ中です。その様な時期ですが、そろそろ巣箱の中でおしくらまんじゅうをしながら越冬しているミツバチ達を活気づける頃合いになりました。
ミツバチ達は夏から秋にかけて溜めに溜めた蜜を少しずつ消費しながら群で協力し合って厳しい冬を耐えます。冬が蜂たちにとって厳しければ厳しい程、蜜の消費は増えていきます。蜜は命を繋ぎ止める大切なエネルギー源ですからミツバチにとって必要不可欠なものです。
今年は1月に関東では珍しい程の大雪となり関東圏に住まう人間ですら震え上がるくらいでした。当然、本来西洋ミツバチの生息圏内では無いと言って良いぐらい寒い気温です。ミツバチには試練の冬となりました。
そして、その様な中ですがミツバチ達には少し申し訳ないけれども一度巣箱を開けて中身を拝見し、『奨励給餌』をするタイミングになりました。『奨励給餌』とは群に蜜を追加で与えることで活気づかせて、女王蜂の産卵を促し、沢山産卵してもらい健勢を図るために行う給餌の事です。実はこの『奨励給餌』、中々決行するタイミングが難しいです。早すぎればミツバチ達は寒さで衰弱してしまいますし、遅ければ貯蜜がすっからかんになり全滅です。基本的に桜技研では大体立春の頃に行っていたのですが、今年は少し早めました。寒かったですし、蜜の消費も激しかろうと考えての事です。まだまだ朝はしっかり池の水が凍る程の寒さの中でしたが、少しの間ミツバチ達には我慢してもらい巣箱の蓋を開けました。
結論から申し上げますと、早めて大正解でした。秋の間にしっかりと溜めていた蜜はほぼなくなっておりました。給餌が普段通りのタイミングで行っていたら全滅していたかもしれません。危ないところだったと社長はヒヤリとしたそうです。
花の蜜とは違う人工の蜜ですが、社長の愛情こもった手作り蜜なので是非ミツバチ達にはこれを飲んで活気づいてほしいと祈ります。今年も美味しい蜂蜜を期待してます。秋のダニの猛攻にも耐え忍んでくれたミツバチ達に期待です。
✿今年も蜂蜜は直売所での販売を予定しております。また、準備が整い次第通信販売の方も行う予定です。
2022年もよろしくお願いいたします。
新年、明けましておめでとうございます。
皆様におかれましては輝かしい新年をお迎えのこととお喜び申し上げます。
また、旧年中は多大なるご尽力をいただき誠にありがとうございました。本年も、更なるサービスの向上に努めて参りますので、より一層のご支援、お引立てを賜りますようお願い申し上げます。
皆様のご健康とご多幸をお祈りし、新年のご挨拶とさせていただきます。
今年も株式会社桜技研スタッフ一同わちゃわちゃ元気よくお仕事に励んでいきます!