ついにオオスズメバチがやって来ました

 秋の訪れと共に、桜技研養蜂場に招かざる客がやって来ます。ぶうううん、という重低音はいつ聞いても背筋が凍り付きます。そう、ミツバチ達を狙って【オオスズメバチ】がやって来ました。
 オオスズメバチの力はとても強力で西洋ミツバチでは太刀打ちできません。日本ミツバチならばオオスズメバチに対抗できる必殺技を本能で習得しておりますが(必殺技の名を熱殺蜂球と言い、日本ミツバチが集団でオオスズメバチに纏わりついて熱をもって倒すという凄い業です)残念ながら西洋ミツバチは元々外来種なのでオオスズメバチに対抗する手段を身に着けておりません。ものの数分、数匹であっと言う間に群が全滅してしまうという事もあります。
 戦い方を知らない西洋ミツバチは勇敢にスズメバチに一匹ずつ立ち向かい、軽く捻り潰されてしまうのです。
 ですので、全滅を回避するために人間によるアシストが入ります。スズメバチ用の捕獲機の設置です。ミツバチはすり抜ける程度の網目で囲った箱状の罠を巣箱の入り口手前に設置します。すると数日後には驚くほど沢山のスズメバチ達が捕獲機の中でうようよしている光景を目の当たりにします。中には大きな蛾やカマキリ等も入っていることもあり正しく混沌としてきます。
 オオスズメバチの襲来は巣箱の内検中にも当然ありますので、桜技研のスタッフは予め制作しておいた特性の『侵入防止ゲージ』を巣箱にセッティングしてから内検を行います。
 これからの時期は『ダニ対策』も行う大切な時期でもありますので、ミツバチ達をしっかり観察して健康を保つように一層力を注いでいきます。

桜技研スタッフで秋の蜂蜜絞りました。

今月の初旬に桜技研スタッフ一同で秋の蜂蜜を絞りました。秋蜜は少し苦みがあり人によって好みが分かれますが大変風味が豊かで煮物などのお砂糖の代用としてもご使用できます。
 ただ、沢山採蜜してしまうとミツバチ達が越冬出来なくなるためほどほどにします。
 蜜があり過ぎると産卵場所が確保できなくなり、ミツバチの群の力の低下に繋がり、逆に蜜が足りないと栄養不足に陥り越冬するエネルギーを得られずに全滅してしまう、ミツバチは本当に繊細で興味深い昆虫です。

◆採取しました秋蜜は採取量と質を吟味した後、千葉の直売所にて販売するか検討致します。

化学研究と養蜂の両立

株式会社桜技研は有機物に関する研究開発に加え、養蜂などの自然資源等の研究も並行して行っております。
地域密着型の小さな会社ですが、スタッフ一同ポキポキ働いております。